社団法人 日本添乗サービス協会
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添乗員相談室 [相談事例]
添乗員相談室によせられました相談内容の一部をまとめました。
相談内容
価格の安い募集ツアーが多い昨今、海外ツアーにおいて、現地ライセンスガイドが同行することが必須になっている国や地域でも、「散策」や「自由行動」という名のもと、実質は添乗員にガイディングを求められるケースが非常に多くなっています。
現地で添乗員のガイディング行為が発覚し、罰金の請求のみならず、当該諸国に入国禁止を言い渡されたケースもあると聞いています。
このようなことについてTCSAとしてどのように考えていますか?
相談室からのアドバイス
主にヨーロッパを中心に現地において観光ガイディング業務を行う際には各国において法的規制があり、ライセンスガイドが同行していないツアーで、添乗員が現地公安当局に拘束されたというトラブルも報告を受けています。
TCSAとしてもこのことは大きな問題として考えており、平成23年に各旅行会社宛に「海外におけるガイド行為」に関する改善依頼文書を送付しております。
詳細につきましては、こちら(添乗業務に係る改善依頼)を参照ください。
旅行会社に同書面を送付すると同時に当協会会員派遣会社にもその旨周知を図っています。


相談内容
先日帰国したツアーを含め最近2本某旅行会社の仕事をしました。日給は毎年2回査定があり、その2本のツアーも当然その決められた日給分で働いていると思っていましたが、2本目の帰国後4日目に所属の派遣元から日給が3500円引きになると言われました。派遣元も納得がいかないのである程度反論したようですが、今までの取引や今後の営業を考えると引き下がったようです。テロ後の業界全体の苦しさは判りますが、仕事を終えた後に知らされることは契約不履行と思います。泣き寝入りするのは納得いきません。
相談室からのアドバイス
添乗員派遣は基本契約とは別にツアー毎に派遣元と派遣先が個別契約を交わすことになっているので、ツアー終了後に日当が切り下げられることは本来あり得ません。諸般の事情により派遣料金の切り下げを派遣先が申し入れるケースもありますが、その場合でも当然派遣元から事前に添乗員に伝え同意を求めるべきです。今回の場合は明らかに労働基準法に抵触し、労働者派遣法の条件の明示にも違反しています。したがって、派遣元に強く主張すべきですし、対応不可の場合は労働基準監督署に相談することを勧めます。


相談内容
先日支店の仕事で修学旅行の添乗に3日間行きました。修学旅行の添乗は夜遅くまで拘束されるのは常識だと思いますが、2日間連続17時間労働と大変苛酷なものでした。支払われる日当は当然1日分に僅かな修旅手当が付くだけで明らかに労働基準法を無視したものでした。支店担当者は、添乗員なのだから当り前という感じです。こういった場合どこにクレームを出せば良いのでしょうか。派遣会社に言ってもどうにもならない上、アサインに影響するのでは、との不安もあります。
相談室からのアドバイス
修旅添乗に限らず近年添乗料金に比し、添乗業務が苛酷になる傾向により添乗員志望者が減少していることも事実です。協会としても、添乗員の地位の向上と身分の安定のため事業活動を続けていますが、派遣元と派遣先の力関係、営業上の思惑もあり中々改善されていません。旅行業約款に定められている勤務時間と異なり、長時間労働が実態としてかなりあると思われますが、添乗派遣基本契約検討ワーキングで討議された事例で全く同様のケースがあり、結論として、「金銭、勤務面で特典があり添乗が日常的でない社員添乗とは異なり、専門添乗員の場合は、健康管理上も苛酷な労働時間、条件に対してはオーガナイザー等への啓蒙により改善を申し入れると共に、添乗業務そのものを理解させる必要がある。又無理な要求には派遣元もきちっと断る姿勢とコンセンサスづくりが必要である。現実的な対応として、時間外労働が発生する場合はあらかじめ派遣先と契約を交わし、別途付加料金を定めておくことが求められる」となっています(相談者には参考として「添乗業務対応事例集」を送付)。


相談内容
関西の派遣会社に所属しているが、最近ますます添乗員に対する待遇が悪化してきている。特に関西では価格破壊でツアー料金が下がり、そのしわ寄せが添乗料金の低下となっている。このままでは生活が出来なくなるばかりでなく、ますます添乗員の質も落ちてきている。自分が一生懸命やっても質の悪い添乗員と同質に見られてしまう。TCSAは添乗員の協会なのだから、添乗料金のガイドラインを作成し、エージェント側に申し入れることをすべきである。会員から会費を取っているのだから、当然の義務である。
相談室からのアドバイス
ご指摘のとおり、昨今の過当競争による旅行代金の低下により川下にしわ寄せが生じ、添乗員派遣料金が全国的に低下傾向にあることも事実です。これは旅行商品のサプライヤーやランドオペレーターにも同じ傾向が見えます。TCSAは設立以来「派遣添乗員の地位の向上と生活の安定」を最重要課題として事業活動を行ってきましたが、協会だけでは解決出来ない課題が山積しています。良質の添乗員の育成、確保は旅行業界にとっても共通の要素ではありますが、現実には派遣先である旅行会社と派遣元の添乗員派遣会社の力関係によって派遣料金が左右されるのが実態です。昨年から今年にかけてJATA,ANTAと共同でワーキンググループを設置し、基本契約の新モデルを作成しました。基本契約の締結が全てを解決するわけではありませんが、適正な労働条件、派遣料金に一歩でも近づく手段であると思います。派遣料金のガイドラインの作成は公正取引の観点から難しいですが、隔年の労働実態調査で、全国及び各地区の添乗日当の平均値が出ていますので参考にして下さい。又2002年末会員会社に調査した添乗付加料金の実態を早い段階でまとめ、付加業務の体系化を図っていきます。


相談内容
以前派遣会社の本社で添乗をしていた時は打ち合わせ、清算の日当を収受していたが、同じ会社の支店に登録してからは、日当は一切貰えず、上司曰く、添乗員の保険や集まりの時の費用に回すとのこと。又、こちらでは旅程管理主任者の資格を取得していない人を添乗に出していて、上司は暗黙の了解とうそぶいています。
相談室からのアドバイス
添乗付加料金は、派遣先によっても、又地域によっても対応方が異なりますので一概に言えませんが、派遣先との契約がどうなっているかにより異なってきます。仮に派遣先から収受しているのなら一定の管理費を引いて当然添乗員が収受すべきで、保険料や集会費用は必要ならば別途徴集すべきです。無資格の添乗員については、事情が不明で一概には意見を言えず、主催のサブ添乗や、手配旅行なら問題はありません。主催の主任チーフの場合とすると使用する派遣先にも問題があり、派遣した派遣会社も業法違反として責任を問われます。


相談内容
最近から海外添乗に出るようになったが、アジアの現地ガイドが例外なく必要以上に土産店への立ち寄りを要求するのに閉口しています。旅行代金との関連があるのでしょうが、1日6軒のケースもあり、上海では減らすように要求するとあからさまに態度が悪くなり仕事がしにくくなりました。お客様もうんざりしていますが、必ず立ち寄らなくてはいけないのでしょうか。他の添乗員はどのように対応しているのでしょうか。
相談室からのアドバイス
現地における土産店への立ち寄りが、派遣先の指示による指定店への立ち寄りであるなら、行くべきと思います。旅行会社の指示でなくガイドが勝手に要求しているのなら、そのツアーの内容、お客様の心理状態、疲労度、希望等を考慮し、立ち寄りを判断すべきです。立ち寄り過ぎも立ち寄らない場合もお客様のクレームにつながることがあるので慎重に判断をすべきです。ガイドの件については、オペレーターにきちっと抗議することも必要でしょう。出発前の打合せで旅行会社の意向を把握しておくことが重要です。


相談内容
某旅行会社支店に所属する添乗専門の契約社員ですが、お客様のセクハラ行為で悩んでいます。当支店には○○名の女子添乗専門契約社員がいますが、皆同じ悩みを持っています。特に営業がらみの手配旅行でその傾向が強く、尻や胸に触られるのは日常茶飯事となっています。支店の上司に相談しても取り合ってくれず、その位は我慢するようにと言われます。当支店では、添乗中の宴席に同席することが義務となっています。
相談室からのアドバイス
男性からみたらそれ位はと思うことでも、その行為をされる人にとっては非常に不愉快で許せないことです。セクハラを許すことは営業上の行為と何等関係のないことなので、職場の契約社員が共通の悩みとして一致団結して改善を支店長に申し入れてみてはどうでしょうか。宴席同席は、旅行の楽しさを盛り上げるうえで添乗員として行なわなければならない場合もありますが、あくまで司会や進行管理の業務であり、お酌などを強要されるものではないということも強く申し入れるべきです。


相談内容
娘が某社某支店主催のバスツアーで某バス社のドライバーから言葉と身体に触わるなどのセクハラを受けた。本人はツアーの運行に支障が出ることを恐れその場は我慢したが、終了後事実関係を派遣元に報告した。派遣元は派遣先に言えということなので、派遣先に相談したら、バス会社に言えと言われた。某社のバスドライバーに3人位セクハラ常習犯がいて、他の添乗員も同様の被害に遭っているとのこと。娘には添乗員を辞めるように言っているが、本人は旅行が好きで続けたいとのこと。協会で善処を頼む。
相談室からのアドバイス
本来添乗員の窓口であるべき派遣元が取り合わないのは無責任としか言いようがありません。事実関係を確認し、きちっと派遣先経由バス会社に抗議すべきで、たらい回しはもっての外です。ドライバーの実名が明らかでないので、協会として間に入った対応は難しいのですが、セクハラの問題は、協会所属の添乗員が抱えている問題として大変重要と認識しており、セミナー等も開催し、改善のための運動を展開しています。勇気を持って訴えることが解決への第一歩であるとも思います。相談を受けて協会より某社某支店の担当者経由支店長に事実関係を報告し、善処方を依頼しました。
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