TCSA 社団法人日本添乗サービス協会

Award / ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー

受賞履歴

2017年

グランプリ(国土交通大臣賞)
受賞者
中田 啓司 (㈱エイチ・アイ・エス)
受賞内容
添乗歴22年、添乗日数3,900日のベテラン添乗員。JATAエリアスペシャリスト(全8エリア保持)、添乗員能力資格認定1級、観光地理1級等、旅行関連資格も数多く取得している。現役の添乗員でありながら、所属会社店舗において、お客様のコンサルティングやスタッフへのレクチャーを行う「添乗デスク」を担当し、昨年は628回、接客したお客様は2,607人を数え、添乗員という職業で培った経験や知識を活かして添乗員の社会的地位の向上に努めた。また、ラジオ等のメディアにも数多く出演し、添乗員の職業の魅力付けにも大きく貢献した。各種イベントへの添乗員の参加を促し、「添乗」以外の分野での添乗員の活躍できる場を提供することにも貢献。
表彰カテゴリー
②③⑥⑦⑨
準グランプリ (観光庁長官賞)
受賞者
大矢 千尋 (㈱読売旅行)
受賞内容
昨年5月、ジャワ島・バリ島5日間のツアー最終日、デンパサール23時30分発ジャカルタ経由で帰国の予定であったが、同日16時頃デンパサール空港の滑走路亀裂により空港閉鎖となった。22時には再開予定とのことであったため、19時30分には空港に到着するも予定時刻には出発できず、ジャカルタへの到着が深夜2時過ぎであったため、日本への乗り継ぎが間に合わずジャカルタで延泊することに。添乗員はホテルチェックイン後、航空会社職員と帰路便の交渉を行うも英語対応しかできないため、自身のお客様20名以外の同日程で帰国予定であった56名の日本人の案内対応もすることになる。最終的に翌日23時発の便で全員無事に帰国することができた。大矢添乗員の不眠不休の対応と自社以外のお客様への細やかな対応にお客様全員から感謝いただいた。
表彰カテゴリー
①②④⑤⑧⑩
委員長賞
受賞者
岡崎 篤子 (㈱フォーラムジャパン)
受賞内容
ツアー中に母娘で参加の母親がホテル内で急死するという緊急事態が発生。突然前触れもなくお母さまをなくされ動揺する中、遺族である娘さんに寄り添った対応で感謝の言葉をいただく。派遣先からは、主催会社、ランドオペレーター、病院、保険会社、ホテル等関係各所に対しても指示・対応が的確であったことで同行者の帰国延長、継続中のツアーの旅程管理やお客様対応等に関しても称賛された。特に不幸に遭われたご遺族の心に寄り添い、不安で夜眠れないお客様の傍で付き添った。帰国後も現地に残った遺族と連絡を取り続け、少しでもお客様の気持ちを和らげる努力をつつけた。後日、当該お客様より主催旅行会社に対してお礼の連絡があり、とりわけ岡崎添乗員の現地での緊急時における冷静な対応、細やかな心遣いに対し感謝の言葉をいただいた。
表彰カテゴリー
①④⑩
会長賞
受賞者
稲垣 美穂 (㈱J&Jヒューマンソリューションズ)
受賞内容
小中高の修学旅行をはじめ富裕層向けパッケージツアー等で1年間のスケジュールが埋まってしまう人気の添乗員。特に細やかな配慮を必要とされる小学校連合の修学旅行添乗(日光1泊2日)は新人時代から添乗しており、その日数は延べ700日を超え、35,000人以上の児童に素晴らしい思い出作りのお手伝いをしてきた。今では日常化している小学校連合の行程にある「肝試し」等のイベントは稲垣添乗員が児童を楽しませるために旅館に提案したのがはじまりといわれている。自身のモットーは「確認の確認」であり、「旅行のしおり」は命と思い熟読し、出発するまでには中身を全て暗記している。さらに児童の特徴を把握しており、先生方にもその状況を伝え、「安心・安全」な学校行事の実施に努めている。小学校連合の添乗は一度に多くの添乗員が従事するため、毎年この添乗に絞った専門研修を行っているが、その講師も10年間、稲垣添乗員が担当している。
表彰カテゴリー
⑤⑥⑩

表彰推薦要件

  • ①添乗中に参加客及びその他の生命に関する危機を防止
  • ②添乗中に拘らず、人命救助、奉仕活動、善行等高評価を受けた
  • ③卓抜なアイデア・知識により旅行会社の集客に多大に貢献
  • ④添乗中に勃発した非常事態に顕著な動きにより事態の拡大回避
  • ⑤特定分野に抜群の才能、技量を有し添乗サービスに多大な成果
  • ⑥旅行会社及び旅行客から評価高く、年間添乗日数が自社の平均を超える
  • ⑦自署出版物発行、マスコミへの登場、職業の魅力付けに貢献
  • ⑧旅行会社又は旅行客より優秀な添乗員として推選
  • ⑨社会的話題性を提供してツアーコンダクターという職業の魅力づけに貢献
  • ⑩ツアーコンダクターの鑑として表彰に値する行為を行った