TCSA 社団法人日本添乗サービス協会

Award / ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー

受賞履歴

2009年

グランプリ(国土交通大臣賞)
受賞者
大金 幸子((株)TEI)
受賞内容
訪問国48カ国に及ぶ全方位型のベテランで、特に大型インセンティブツアーの司令塔かつ総合プロデューサー的役割を果たし、旅行会社からの信頼は絶大。昨年8月に6000名を超える超大型ツアーのヘッドを任されるにあたり、今までの集大成として「大型ツアーオペレーションマニュアル」を自主作成。180名のTCと関係者への配布、指揮統率力の発揮により見事全員が機能的に業務を遂行しツアーの大成功へと導いた。更に大型インセンティブツアーに有りがちな慢性的長時間勤務からの脱却に向けて業務簡素化と効率的な業務運営に主眼を置き、オーガナイザー・旅行会社役職員の理解を求め、長年の当業界の慣習に一石を投じ環境改善の大きな一歩とした。後輩の育成にも多大の貢献が為されている。
表彰カテゴリー
③⑤⑧⑨
準グランプリ(観光庁長官賞)
受賞者
藁 郁子((株)JTBサポート インターナショナル)
受賞内容
添乗歴30年のベテラン。社内外講師として過去のアクシデントやトラブル事例の検証をし、再発防止に大きく貢献。昨年8月、イタリア6日間のツアーにて出発時よりお腹の不調を訴えていたお客様のピサでの容態の急変に緊急性が高いと判断し、ツアー本体と同行したいとのご家族の意向を強く説得し、救急車を手配し病院に搬送した。入院後お客様は腸の破裂による腹膜炎で緊急手術。一刻を争う緊急事態をいち早く察知し、関係先への迅速な連絡と適切かつ冷静な判断で結果的にお客様の一命を取り留めたことに対し関係者から高い評価を受けた。
表彰カテゴリー
①⑨
選考委員会 委員長賞
受賞者
青木 伸章((株)ティーシー エイ)
受賞内容
バリアフリーのツアーに精通、視覚障害者のホノルルマラソンツアー企画提出、添乗をすると共に、旅のボランティア講座にも度々ゲスト講演。添乗歴21年、通算添乗日数4000日を超えるベテランで、昨年はバリアフリーにおいて1000日を超えた区切りの年となり、各旅行会社からも厚い信頼を得ている。高齢者や障害者が同行する場合は、長年の経験を活かして担当者へのアドバイスや関係機関への適切な協力体制の助言などを行いオーガナイザーものに関しては殆どがオーガナイザーや旅行会社担当からの本人指名。募集型企画旅行でもアンケート評価も良く担当者からも厚い信頼を得ている。
表彰カテゴリー
③⑤⑧⑨
日本添乗サービス 協会会長賞
受賞者
浦和 愛子((株)ジャッツ)
受賞内容
添乗通算5000日を超え、TCSA、JATAの講師として活躍すると共に旅行会社の新コンセプトによる専門店舗つくりにリーダーとして参画、高度なコンサルティング力を発揮している教育旅行添乗を長く担当し、セールス一体型添乗員として信頼厚い。本年2月、とある高校がハワイ島で夏季スクールを開講中生徒が高波にのまれて溺死するという事故が発生。急遽日本より先生と生徒の父親が現地へ飛び立つ際に指名され同行した。難しい特殊な状況下、現地でも遺体との対面や事故処理等の場面で遺族側の気持ちと学校側との立場を調整しながら滞りなく対応。遺族の気持ちにたった心配りと学校側への配慮が高く評価された。
表彰カテゴリー
⑤⑧⑨

表彰推薦要件

  • ①添乗中に参加客及びその他の生命に関する危機を防止
  • ②添乗中に拘らず、人命救助、奉仕活動、善行等高評価を受けた
  • ③卓抜なアイデア・知識により旅行会社の集客に多大に貢献
  • ④添乗中に勃発した非常事態に顕著な動きにより事態の拡大回避
  • ⑤特定分野に抜群の才能、技量を有し添乗サービスに多大な成果
  • ⑥旅行会社及び旅行客から評価高く、年間添乗日数が自社の平均を超える
  • ⑦自署出版物発行、マスコミへの登場、職業の魅力付けに貢献
  • ⑧旅行会社又は旅行客より優秀な添乗員として推選
  • ⑨社会的話題性を提供してツアーコンダクターという職業の魅力づけに貢献
  • ⑩ツアーコンダクターの鑑として表彰に値する行為を行った